2017年10月18日
ここでは英語の勉強の進め方について述べていきます。
英語が重要なのはわかったけど、何から進めていいかわからない、また、じゃあ具体的に何を勉強をするの?という方はぜひ参考にしてください。
英語の勉強の要素
英語を勉強する際、何を勉強しますか?
英文法、単語、長文問題……等。色々思いつくと思いますが、僕が考える英語の勉強の要素を挙げていきます。
・単語系(単語、熟語、語法も含む)
・英文法(文法問題用)
・英文解釈(和訳の問題)
・長文読解
・英作文
・リスニング
といった要素があると思っています。
この中で受験英語で多くの部分を占めるのが、長文読解になります。
では、勉強するときに、長文読解の問題だけを解いていればいいか?というとそういうことにはなりません。
長文読解の問題を解くためには、他の要素も必要になってきます。
英語の長文読解のために
英語の長文読解のためには実は以下の要素の習得が不可欠になります。
・単語
・英文法
・英文解釈(和訳)
上に挙げた三つの勉強をすることにより、長文読解の問題を解いて、効率よく力を身に付けることができるようになります。
重要度で言えば、どれも同じくらい大切です。どれか一つだけをやれば、点数が3割アップする、ということにはなりません。
これらの力が合わさって英語を読み解く力がつくようになります。
英語の勉強を始める
英語の勉強を始めるとき、何から始めるのがよいでしょうか?
どれか一つから始める、というよりも、どれか二つを同時並行で進めた方がいいと思います。
どういった形で進めるのか?については、受験勉強を始める時期によっても変わってきますが、
高校3年生の4月ごろであるのであれば、
・英単語
・英文法
は少なくとも同時並行で進める方がよいです。
英単語は1ヶ月に500~1000単語を覚えるつもりで、英文法は長文を読むのに重要となる単元を重点的に取り組むとよいと思います。
そして、早めに英文解釈の勉強にも取り掛かりたいです。夏休みの間に英文解釈の問題にたっぷりと取り組み、英語を読む力を身に付けられるといいです。
余裕があれば、長文の問題にも本格的に取り組んでもいいかと思います。
高校3年生ではなく、それ以前の方であるのなら、まずは、
・単語は学校のペースに合わせるかそれよりちょっと多いくらいに。
・英文法
・英文法の勉強に合わせて英文解釈の勉強
といった形で飽きの来ないように進めることもできるかと思います。
上手く進められれば、3年生の早い段階から長文の問題にとりかかることができるかもしれません。
もし、今年受験で夏休みが差し迫っている時期だとしたら、自分には何が足りないのか?といったことを分析し、足りていない部分から効率的にこなしていくことが必要になります。
その際は、何をどれくらいどうやって勉強するかの計画を立ててくれる人を見つけ、勉強の計画を立てるとよいと思います。
その他、英作文やリスニングについて
英作文やリスニングも英語の受験内容には入ってきます。ですが、長文読解の方を重点的に勉強をすることになるとは思います。英作文やリスニングはどうしても後回しになってしまいます。
英作文については、長文読解の力が身についてからの方がよく伸びます。それ以前に焦ってやってしまうとあまり効果が出ず、時間をかけた割りには……ということになってしまいかねません。
最悪、英作文の練習はセンター試験が終わってから……なんてことにもなってしまうかもしれません。
ですが、それでもおかしくないくらいには、英作文の勉強をする時期には注意が必要です。
あまりに英作文やリスニングをやらずにいて心配になってしまう、といった場合は、英文法や英文解釈、または長文読解の勉強をやりつつ同時並行で英語の勉強を増やして、英作文やリスニングの勉強に費やす、ということになります。
自分には今何が必要なのかを見極め、勉強を進めることが英語の得点力を上げる近道になります。
自分に今何が必要なのかを見極められず、困っている方は、ご相談ください。
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