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目的を見据えて勉強をする

2017年10月18日

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何かを始めるとき、とりあえず、何でもいいから取り組む、ということも必要になります。

考えるより、前に進むということが重要だということもあります。

ですが、がむしゃらに取り組み始めた後は、壁にぶつかってしまうこともあります。

勉強においてもそうです。

「やってるけどうまくいかない」となったとき、自分が何を目指しているのかなど、自分の状態を、一度見つめ直す必要がでてきます。

目的をはっきりさせる

例えば勉強の場合、学校のテストでいい点をとりたいのか、大学受験を目指す実力をつけたいのか、といった2つのことが考えられると思います。

あなたがどちらなのかを考えてみましょう。

実はこの二つは、どちらも勉強することではあるのですが、似ているようで、実際にやることがかなり違ってきます。

僕は、学校の勉強は一生懸命やっているけど、模試になるとあまりいい結果を得られないという生徒をたくさん見てきました。

そういった生徒たちに共通しているのは、学校で出された大量の課題をこなしているが、大学入試の問題を解くための思考力を鍛えることはあまりできていない、ということでした。

学校で行っている課題等は、数をこなして、手が勝手に動くようになるようにするものが多いように思います。これは受験において有利に働く力になります。けれどそれだけでは不十分で、受験で必要な「考える力」を育てるには、なかなか環境的に難しいものが多いようです。

(学校でやっている課題をこなすだけでは、思考力が鍛えられないで過ごしてしまうことが多いようですが、それでも課題はやっているので、勉強をした気になってしまうようです。ですが、それでは、「考える力を使う問題」を解く力は身につきません。)

「考える力を使う問題」を解く力というものは、適切な方法で問題を解く練習しなければ、身につきません。

学校のテストでいい点をとるための勉強は、覚えていなければならないことを自分の中に染み込ませる勉強です。

その勉強もとても大切なものなのですが、その時点で満足していては、先に進めないのです。

その先に進みましょう。そこで手に入れた「知識を使う」勉強をしましょう。

ですが、そこに進むのが学校ではカリキュラムの都合上、多少難しいようです。

なので、塾や家庭教師の出番ということになるのでしょう。

自分の目的をきっちりと見据え、大学入試に向けた勉強をしましょう。

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