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英語の成績を伸ばすためには

2017年10月13日

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受験勉強をする上で、英語はどうしても外せない科目になります。理系でも文系でもほとんどの学部で英語が必須科目であることが多いと思います。

ここでは、英語を読むために必要となる事柄について述べていきます。

英語が伸び悩んでいる方は是非とも参考にしてください。

英語の力がつくのには時間がかかる

英語は他の科目と比べて成果が出るのに時間がかかる科目になります。
大体、はっきりとした成果が出始めるのは、半年ほど経ってからのことが多いです(中には、4ヶ月くらい、またはもっと早く成果が出る方もいますが、ごくわずかだと思います。もちろん、半年以上かかってしまう方もいます)。

時間がかかってしまう科目なので、早めの対策がひつようになってきます。

もし、3年生で受験勉強を始めていない方がいらっしゃったら、英語の勉強は何よりもまず始めた方がよいです。

また英語は、安定して点数をとれるようになるためには、上で述べたよりも時間がかかることがままあります。(体感的には、8ヶ月から1年ほどの方が多いように思えます)

これは英語を読むということが、単語力や、文法力、英文解釈力など様々な要素から総合的に組み合わさっている行為のためです。

これらを効果的に自分の中に吸収し、読めるようにするためにどうしても時間がかかってしまうのです。

英語を「なんとなく読める」から「理解して読む」へ

受験英語で安定して点数を取るためには、

「なんとなく読める」

ではなく

「しっかりと理解して、根拠があってわかる」

といった状態であることが必要です。

 

英語は言語、語学の一種ですが、受験勉強をする上では、実はパズルのように考えることで英語が読みやすくなることもあります。

僕が勉強してきて思うことは、英語は日本語と比べ、記号的な言語だと思えます。

英語にはルールがあり、そのルールに従って読むことで、パズルを解くように英語を読むことができるようになります(なので、数学が得意なら、実は英語が得意科目になるかもしれません)。

 

例えば次の二つの例文を見てください。
どちらの文にも「run」という単語が使われています。
訳の違いを考えてみてください。

 

I run in the park in the morning.

I run the campany.

 

それぞれの訳は

「私は朝公園の中を走ります」

「私は会社を経営しています」

です。

どちらの文にも「run」という単語が使われています。「走る」と「~を経営する」の訳し方の違いはどうやって考えればいいのでしょうか?

 

実は、「run」という単語の訳はどう使い分けるかというのは、英語のルールによって決まっています。

 

また、次の二つの文も見比べてみましょう。

どちらの文にも「if」が使われています。

 

I don’t know if it will be sunny tomorrow.

We are going to go on a picnic if it is sunny tomorrow.

 

 

それぞれの訳は、

「明日晴れるかどうか私はわからない」

「もし明日晴れた私たちはピクニックに行くつもりだ」

となります。

「if」には「もし~なら」と「~かどうか」の意味がありますが、これらも訳し分け方のルールがあります。

 

こういったルールを確認し、英文を読むときに活かすことができるようになれば、英語を読む上ではとても有利になります。

「文脈からなんとなく判断する」

ではなく

「ルールから根拠をもって判断する」

ということができるようになります。

そういった理解をすれば英語をどんどん読めるようになるでしょう。

 

ただ、こういった理解を進められるかは、人によって向き不向きがあり、すぐには理解できないこともあります。

そういった方は

・こういった考え方に詳しい人に教わりながら勉強する

あるいは

・まずは違うアプローチから英語の勉強を進める

といった方法で勉強をすることも考えられます。

 

自分にとって望ましい勉強の仕方を見つけることが重要になります。

 

自分に合った英語の勉強方法がわからなく、困っている方はご相談ください。

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